中国との貿易自由化をめぐる台湾立法院(国会)の審議に反発した学生らが、約3週間にわたり議場を占拠して市民の支持を広げた昨春の「ヒマワリ学生運動」から18日で1年。
運動で鮮明となった中国への警戒感は衰えておらず、低迷する対中関係が来年の次期総統選を前に急速に好転する兆しは見えない。
昨年の運動を主導した学生や、政権奪取を狙う野党・民主進歩党の林義雄元主席ら市民団体メンバー数百人が18日、立法院前で訴えた。
対中融和などの馬英九政権の政策で「民意は踏みにじられてきた」として運動継続を強調。議員罷免や住民投票の成立要件緩和を目指し、4月10日まで集会や署名集めを続け、政権に圧力をかける構えだ。
学生運動は馬政権批判を高め、昨年の統一地方選での与党国民党の惨敗を招くとともに、30代以下の政治参加や、従来の与野党対立の枠組みを超えた「公民意識」の高まりを促したとされる。(共同)
http://www.sankei.com/world/news/150318/wor1503180059-n1.html
あの運動に名前が付いてたんだお