日米両政府は、自衛隊と米軍の役割分担を定めた防衛協力の指針(ガイドライン)を
安倍晋三首相が訪米する4月下旬に再改定する方向で調整に入った。日本政府関係者が15日、明らかにした。
首相とオバマ米大統領との首脳会談に先立ち、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会(2プラス2)を
ワシントンで開き、新たなガイドラインを決定する予定だ。
また、両政府は米国のカーター国防長官が近く、日本を就任後初訪問することを計画しており、
ガイドライン再改定に向けた最終調整を行う見通しだ。
再改定後の新たなガイドラインは、自衛隊の活動に地理的制約をなくし、米軍支援の範囲や内容を拡大する。
自衛隊活動の法的根拠となる安全保障法制の整備が必要なため、再改定をめぐる日米の調整は
日本国内の与党協議の進捗(しんちょく)に歩調を合わせてきた。
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http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2015031500119