故・安倍晋三氏が首相時代に打ち出した「アベノミクス」は、日本経済にどのような効果をもたらしたのか。『週刊文春』、月刊『文藝春秋』の編集長を歴任し、安倍氏への取材を重ねてきた鈴木洋嗣さんは「アベノミクスは修正しなければならない」と断言する。新著『文藝春秋と政権構想』(講談社)より、一部を紹介する――。
安倍政権、菅政権と続いたアベノミクスの評価は、岸田政権になっても定まっていない。しかし、日本経済はすでに物価上昇率3%を超えるインフレ状況が出来している。今こそ、アベノミクスをきちんと総括しておくべきではないだろうか。
https://president.jp/articles/-/84660