まさに「総汚染」の実態が浮き彫りだ。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、安倍派の政治団体「清和政策研究会」が1月31日、ようやく政治資金収支報告書(2020~22年分)を訂正。総務省に届け出た。
日刊ゲンダイのまとめによると、これまで「なかったこと」にしてきたパーティー収入は3年分だけで計4億3588万円。「寄付」の支出先として追記された現職や元職などの関係政治団体は計91人分に及ぶ。所属議員の実に9割以上がキックバックを受け取り、その総額は軽く4億円を超える。こうして個々の議員側が裏金化した金額のランキングは〈別表〉の通りだ。
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