山形県は2日、同県鶴岡市の40代女性が、知人からもらった野草モミジガサ(シドケ)に猛毒のトリカブトが混入していることに気付かないまま食べて、手足のしびれや呼吸困難などを訴えて入院したと発表した。
県によると、女性は同日正午ごろ、野草を調理したおひたしを食べ、直後に発症した。食べ残しからトリカブトの葉が見つかった。トリカブトとモミジガサは葉の形が似ており、野草を譲り渡した知人は「近くにトリカブトが生えていたことに気付かなかった」と話しているという。
県は、野草が有毒かどうか判断できない場合、食べたり譲ったりしないよう注意を呼び掛けている。
産経ニュース 2019.5.2 23:02
https://www.sankei.com/affairs/news/190502/afr1905020025-n1.html