中東のイランで18日午前、乗客乗員66人を乗せて首都テヘランを飛び立った国内線旅客機が、イラン南西部の山岳地帯に墜落し、警察などが事故の状況を調べています。
イラン国営テレビによりますと、18日午前8時ごろ日本時間の18日午後1時半ごろ首都テヘランから南西部のヤスージに向けて離陸したイランの民間航空会社、アセマン航空のATR72型機が、およそ50分たったところでレーダーから消えたということです。
そして警察などが捜索したところ、ヤスージから20キロ余り離れたイラン南西部の山岳地帯で墜落しているのが確認されたとしています。
この旅客機には、乗客60人と乗員6人の合わせて66人が乗っていて、航空会社の広報担当者は生存者はいないとの見方を示しています。
また、テヘランにある日本大使館によりますと、乗客の中に日本人はいないことが確認されました。警察などが現在、事故の状況を調べていますが、現場付近は悪天候のため捜索は難航しているということです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180218/k10011334311000.html