治安が悪化しているエジプト東部のシナイ半島でイスラム教の礼拝施設モスクが襲撃されるテロがあり、金曜日の礼拝のため集まっていた人たち合わせて235人が死亡しました。シシ大統領はテレビを通じて演説し、テロと断固戦う姿勢を強調しました。
エジプト、シナイ半島北部の町ビルアベドのモスクで24日、爆発音が響いたのに続いて武装した集団が銃を乱射しました。
モスクには金曜日の礼拝のため大勢の人が集まっていたということで、エジプトの捜査当局によりますと、合わせて235人が死亡し、109人がけがをしました。
事件を受けてシシ大統領はテレビを通じて演説し「この悲痛なテロ攻撃はテロに立ち向かうわれわれの力や意志を強固にするだろう」と述べ、テロと断固戦う姿勢を強調しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171124/k10011234901000.html