北海道北部の大雪山系・黒岳(1984メートル)山頂付近で21日午後から行方が分からなくなっていた、女性登山家の谷口けいさん(43)(山梨県北杜市)が22日午前9時半頃、捜索をしていた登山仲間に発見され、道警のヘリコプターに収容された。
搬送先の旭川市内の病院で午前10時45分に死亡が確認された。
道警によると、谷口さんが発見されたのは山頂から約400メートルほど崖下で、雪に埋もれていた。谷口さんは、仲間の男性4人と、ロッククライミングで黒岳の北側の急斜面を登り、21日午後2時半頃に山頂に達した後、用を足すため岩陰に行ったところで行方が分からなくなっていた。付近には滑落したような跡があった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20151222-OYT1T50057.html