資生堂やエイチ・アイ・エスなど企業のトップらでつくる「賢者の選択 リーダーズ倶楽部」は14日、次世代の起業家の発掘をめざす「日本アントレプレナー大賞」(朝日新聞社メディアラボ後援)を創設すると発表した。日本に住む高校生以上が対象で、新規性と独自性に優れ、産業の活性化に貢献するかどうかが選考基準という。来年2月末まで応募を受け付け、4月上旬に結果を発表する。ヘルスケアやロボットなど5部門の受賞者は、協賛社から100万円以上の出資を受けられる。大賞には海外視察旅行なども付く。
審査員には、ジャーナリストの蟹瀬誠一氏やSBIホールディングス社長の北尾吉孝氏らが就く。蟹瀬氏は14日の記者会見で「斬新なアイデアを持つ若者が、殻を破って出てくることに期待する」。北尾氏は「大輪の花になるまで育てたい。いいアイデアがあれば、(100万円を)はるかに超える金額を支援したい」と語った。
http://www.asahi.com/articles/ASHDG3DG2HDGULFA00D.html