任期満了に伴う大阪府知事と大阪市長のダブル選は22日、投開票が行われた。市長選は「大阪維新の会」代表の橋下徹市長に後継指名された元衆院議員の吉村洋文氏(40)=大阪維新公認=が、元市議の柳本顕氏(41)=無所属、自民党推薦=ら3人を破って初当選。知事選は現職で大阪維新幹事長の松井一郎氏(51)が、元府議の栗原貴子氏(53)=無所属、自民推薦=ら2人を破って再選を果たした。
知事・市長として8年間、大阪政界の中心にいた橋下氏が、5月の大阪市の住民投票で大阪都構想が反対多数となったことを受け、政治家引退を表明。今回のダブル選では「ポスト橋下」の枠組みとともに、大阪維新政治の継続の是非が問われた。
引き続き大阪維新が府・市政を担うことになり、都構想の新たな設計図づくりなど、二重行政解消に向けた議論を推進する方針。
http://www.sankei.com/west/news/151122/wst1511220054-n1.html