日本の固有種でアユに姿が似ていることから人気のあるドジョウの仲間、アユモドキを、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種に指定する見通しになったことが12日、関係者への取材で分かった。生息数が約800匹に減少したことなどが理由。
数少ない産卵地の一つ京都府亀岡市の河川や水田周辺では、球技場建設が計画されている。国際的な絶滅危惧種に指定されることで、国内外からの計画中止を求める声が高まる可能性がある。
アユモドキは京都府と岡山県だけに生息する体長15~20センチのドジョウの仲間。一見アユに似ているためこの名前が付けられたが、ドジョウの特徴であるひげはある。
http://www.47news.jp/CN/201511/CN2015111201000678.html