日本郵政と傘下のゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の3社は4日、東京証券取引所第1部に株式を同時上場した。日本郵政株の初値は1株1631円と売り出し価格(1400円)を231円上回った。ゆうちょ銀行も1680円と売り出し価格(1450円)を超え、順調な滑り出しとなった。個人投資家などの買いが殺到し、かんぽ生命保険は取引が成立していない。
小泉政権時代の2005年に郵政民営化法が成立して10年が経過し、ようやく上場が実現した。民主党政権下で株式の売却が一時凍結されるなど曲折を経たが、民営化は新たな段階に入った。(
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