リーブ21は11年8月、インターネットの転職サイトを通じて社長の後継候補募集を公表。約500人の応募者から4人の男性が選ばれた。同社によると、原告を含めて既に全員が退社している。
訴状によると、岡村社長は募集の際に「1年~1年半後に退任し、4人のうちから1人を代表取締役に選んで経営を譲る」としていたが、4人の入社後は「期待することは一切ない」などと発言。人事担当者からは「社長が真剣に引退する気はない」と告げられた。
男性側は「公募の動機は社長がテレビに出演するための話題作りだった」と主張し「虚偽の募集内容によって職業選択を誤り、経歴に傷が付いた」と主張している。
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