米検索大手グーグル(GOOGL.O)は10日、経営組織の大幅な再編を発表した。持ち株会社「アルファベット」を新たに設立し、検索事業などを新会社の傘下に収める。
ラリー・ペイジ最高経営責任者(CEO)が新会社のCEOとなり、グループ内で最大部門となるグーグルのCEOには上級副社長のサンダー・ピチャイ氏が就任する。
また、グーグル共同創業者のセルゲイ・ブリン氏がアルファベットの社長、グーグル会長のエリック・シュミット氏がアルファベットの会長となる。
上場企業はこれまでのグーグルからアルファベットに変更、グーグルの全株式が自動的にアルファベット株に移管される。株式数や権利などの変更はない。
ペイジCEOはブログで「新たな組織構造により、われわれはグーグルが内包する途方もない機会に焦点を合わせ続けられる」と述べた。
http://jp.reuters.com/article/2015/08/10/googleinc-restructuring-idJPKCN0QF28920150810