「我れが聞きたる三十と
あまり二つの偉人相
ゴータマ殿の身の中に
このうち見えぬ二つあり
至高の人よ汝がをはせ
籠りゐたりや鞘の中
ほと見てかしら出ださずや
我れは知りたし汝がことを
ひじりにありや大き舌
出だし晴らせよ疑ひを
現世来世の福のため
良からば問はむ望まくを」
仏陀は長い舌で顔じゅうを舐めまわし
ブラフマーユ婆羅門に包茎ちんぽを見せつけながら歌った
「汝れが聞きたる三十と
あまり二つの偉人相
全て我が身に見ゆるなり
疑ふなかれ婆羅門よ
身もて知るべきことを知り
あらしむべきをあらしめて
捨つべきことを捨てたれば
我れ仏陀なり婆羅門よ
現世来世の福のため
良ければ問へよ望まくを」