http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20150613ax01.jpg
原発から出る使用済み核燃料の再利用を目指す「核燃料サイクル」で、中核施設と位置付けられている日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)。原子力規制委員会で稼働の前提となる審査が行われているが、6月中に主要な審査を終える という原燃の想定が実現しない見通しになった。合格のめどが立たず、目標とする2016年3月の完成も不透明な状況だ。 再処理工場は、使用済み燃料を溶かして再利用できるウランやプルトニウムを取り出し、それ以外の高レベル放射性廃棄物は貯蔵しやすいようにガラスと混ぜて固める施設。トラブルなどが相次ぎ、完成時期を21回延期している。
ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2015061300169