世界中の人形をひな祭りに招待したら-。
桃の節句を前に、そんな「もしも」をかなえようと、霞ケ丘幼稚園(神戸市垂水区五色山8)の園児たちが25日
各国の衣装を身にまとってひな壇に立った。
5歳児クラスの約120人が、日本のひな人形やロシア人形、スペインの闘牛士、米国のカウボーイなどの人形になりきった。
同園では、子ども自らが登壇するひな飾りを開園間もない1943年から始めた。
「世界中の人と手を取り合えるように」との願いが込められ、園児は毎年、1月から練習を重ねる。
子どもたちは、午前と午後の2チームに分かれて出演。
雄々しいコサックダンスやかわいいバレエ、優雅な日舞を順に披露し、壇上ではポーズを決めた。
ロシア人形役の男児(6)は「お父さんに見てもらって毎日練習した側転が上手にできてうれしかったよ」。
ハワイのフラダンスを踊る人形を演じた女児(6)も「手の柔らかい動きが難しかった。
(卒園したら)小学校の勉強が楽しみ」と笑顔を見せた。(阿部江利)
画像等
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以下ソース
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