川崎中1殺害 顔腫らし登校も「自転車で転んだだけ」
上村遼太さんの小学校時代を知る友人は
「明るくて誰からも好かれていた。いじめられたり、暴力を振るわれたりするような人じゃないのに…」と声を震わせる。
一方、中学の同級生らは「評判の良くないグループにちょっかいを出されていた」と語る。中学に進学してから、上村さんに何があったのだろうか。
上村さんは中学進学後はバスケット部に入部。ポイントガードとして熱心に練習に取り組んだが、しだいに休みがちに。
昨年12月のミーティングでは「部を辞めたい」とこぼし、退部届を書いていたという。
このころから、上村さんの周囲では「素行が良くない上級生にたたかれたりしている」と噂になっていた。
目の辺りが殴られたように腫れた顔で登校したこともあったが、心配する同級生に「自転車で転んだだけ」と笑っていたという。
今年1月からは学校を休み、家に帰ることもほとんどなくなった。上村さんの小学6年の妹は「お兄ちゃんが帰ってこなくて心配」と
周囲に漏らしていたといい、同級生らも「学校に来いよとメールしたのに…」と悲痛な表情を浮かべる。
22日午後、上村さんが発見された河川敷では、多くの友人が花束を手に現場を訪れた。小学校で同級生の男子生徒(13)は、
「『今まで遊んでくれてありがとう。とても楽しかったよ』と声をかけた」と語った。
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