俳優の萩原流行さんが4月22日に事故死して1週間以上が経過したが、依然としてその真相は闇に包まれている。
東京都杉並区の青梅街道(片道3車線)で、左レーンの高井戸署の護送車が中央レーンへ車線変更しようとした際、中央レーンを愛車のハーレーダビッドソンで走行していた萩原さんがなんらかの原因で転倒し、右レーンへ滑走。後続車にひかれ、心房破裂で死亡した。
この事故死をめぐって、マスコミ内では警 視庁の対応が大バッシングを浴びている。 「警察の事故関与を隠蔽しようとしたのでは」と、ささやかれているのだ。
22日深夜、捜査当局が一般紙・テレビの 社会部記者たちへ取材対応(レクチャー)した際、護送車を単に「ワンボックスカー」と発表。ところが翌23日、護送車だったと公表し、警察の事故関与が浮上した。
「事故現場にあったワンボックスカーには、 明らかに車内に格子があった。22日の事故直後から、“護送車ではないか”とウワサに なっていました」とワイドショー関係者。一般紙社会部記者も、こう激怒する。
「22日深夜にレクに顔を出した記者たちによれば、当局は『ワンボックスカーのドライバーと、ひいた車のドライバー、2名はいずれも身柄を確保した』と言うんです。記者たちが『ワンボックスカーではなく、護送車では?』とツッコんでも、当局は口ごもる。身柄を確保したなら、絶対に職業は聞く。にもかかわらず、護送車とすぐに発表しなかったのは、警察の関与を隠ぺいしようとしたかったからじゃないか。この対応は、まったくもって意味不明です」
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