訴状などによりますと、一橋大学法科大学院の男子学生は去年4月、同級生に対し、 自分が同性愛者であることを伝えましたが、この同級生がLINEを通じて複数の同級生に暴露したということです。
男子学生はその後、差別を受ける不安などから自殺したとしています。
男子学生の両親は、暴露した同級生と、「対応を怠った」として大学に対し、 合わせて300万円の損害賠償を求める訴えを起こし、5日に第1回の口頭弁論が開かれました。
男子学生の妹は会見で、「同級生の一言で兄を死に至らしめたことは許せない」とのコメントを読み上げました。
一橋大学は、「訴訟に関する本学の立場は、法廷の場で明らかにしていきたい」としています。 http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000080737.html
訴状によると、男子学生は昨年4月、同級生に同性愛者だと打ち明けた上で、恋愛感情を持っていると告白した。
同級生は「気持ちには応じられないが友人関係は続ける」と答えたが、その後同級生10人でつくる 無料通信アプリ「LINE(ライン)」のグループに、「お前がゲイであることを隠しておくのムリだ。ゴメン」 と投稿した。
ショックを受けた男子学生は心療内科を受診し、大学のハラスメント相談室に連絡。
昨年8月、授業中にパニック発作を起こして保健センターを訪れた後、校舎6階のベランダから転落死した。 http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080500795