【新型コロナ】ISMMS教授「もう手遅れだ。この大流行を抑えることは極めて難しい局面に入っており、逆戻りは不可能だ」 ID:jWTc1L6g

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2020/09/27(日) 22:37:11.61 ID:jWTc1L6g

新型コロナウイルスのちょっとした夏休みは終わった。アメリカの多くの州でまた感染者が増加している。とくに南部と西部の州で顕著だ。

今週に入り、アメリカ全土で報告された新規感染者数は1日あたり6万人を超えている。

こうなることは避けられなかったのか?

欧州やアジアの開発国は、より厳しい対策を取り、もっと早期にウイルス検査と追跡調査を増やし、比較的ゆっくり、かつ調整しながら規制を緩めていった。

そうした国々では、少なくともこれまでのところ、アメリカで起きているほどの感染の再流行は確認されていない。

新規感染者で見ると、アリゾナ州で日々見つかっている人数は、欧州連合(EU)加盟国全体で報告されている人数に匹敵する。人口はEUのほうが60倍多いのにだ。

アメリカで大流行が発生してから丸5カ月が過ぎ、終わりが見えない中、何がうまく行き、何が(ほとんどではあるが)まずいことになったのか、現状から陰鬱(いんうつ)な検討が可能となっている。

1カ月前、アメリカの新型ウイルス関連の数字は、曲がりなりにも落ち着いていた。感染拡大の速度は落ち、日別感染者数は横ばいになった。

それが、テキサス、カリフォルニア、フロリダ、アリゾナなど多くの州で、屋内退避と店舗閉鎖の緩和を後押しした。

だが、そうした州の多くでは、疾病対策センター(CDC)が示した基準(感染者数が2週間続けて減少、ウイルス検査の陽性率が5%未満など)が満たされていなかった。

全国的な数値も誤解を生むものだった。ニューヨークやニュージャージーなど、大きな影響が早期に出た州で減少に転じる中、それ以外の州ではじわじわ増加し始めていたことが判明している。

今や増加はじわじわではなく、急激なものとなっている。入院患者数と死者数は、今後まだ悪化する恐れがある。

テキサス、カリフォルニア、アリゾナなどの州は現在、商店の営業停止命令や、ウイルス拡散を抑制するとされるマスクの着用命令を再び出している。ただ、さらなる公衆衛生の危機を防ぐには、不十分かもしれない。

「アリゾナ州の再開は早過ぎた」と、同州フィーニックスのケイト・ガイエゴ市長(民主党)はテレビのインタビューで話した。「私たちの州は自宅待機を最後に指示し、最初に解除した州の1つだ」。

テキサス州では20日、入院患者数が8181人に上り、最高記録を更新した。アリゾナ州では、ウイルス検査の陽性率が14%となっている。

初期段階では感染拡大を抑えた成功例とされたカリフォルニア州では、ここ2週間で感染者が90%増加。州政府が5月に、商店再開の判断を州内の自治体に大きく委ねた結果だ。

感染者の急増は、ウイルス検査の遅れと不足を再び引き起こしている。ウイルス検査は最初こそスムーズに進まなかったが、その後はアメリカの強みと思われてきたことだ。

適切な検査ができなければ、新規感染者や感染拡大地点を特定し、隔離することはかなり難しくなる。

「ニューヨークで大流行したピーク時に戻ってしまった」と、食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ元長官は20日、テレビのインタビューで述べた。

ただ少なくとも今のところ、1日あたりの死者はニューヨークで大流行した時期ほどには達していない。しかし現状のまま進行すれば、それも時間の問題だろう。

「もう手遅れだ」と、ニューヨーク市の内科医でマウントサイナイ医科大学教授(心臓病学)のルイザ・ペトリ氏は言う。「この大流行を抑えることは極めて難しい局面に入っており、逆戻りは


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