GoTo予算、大手の業者優先
19年度取扱額で配分計算
2020/7/29 21:41 (JST)
©一般社団法人共同通信社
政府の観光支援事業「Go To トラベル」の割引予算が大手の旅行業者に重点配分されることが29日、分かった。2019年度の旅行取扱額に基づいて業者ごとの配分枠を計算するためで、配分が少ないと商品の販売に影響する。中小業者は人気の高いパック旅行も扱いにくく「不利だ」といった声が出ており、中小にも配慮する工夫が求められそうだ。
事業予算は全体で約1兆3500億円。うち事務局への委託費（契約時点で1866億円）を除いた額が割引原資となる。国内の旅行業者は中小規模の業者が大半を占める。このため配分枠が小口になり、業者によっては早期に枠を使い切る可能性がある。
https://rd.kyodo-d.info/np/2020072901002022?c=39546741839462401