https://www.youtube.com/watch?v=8qW7rkFsvvM&t=1h09m15s
「政府のところの問題で、日本の問題で一番大きいのは、若い世代や科学者がチャレンジすることを否定することがずっと行われています。
それでやっぱり専門家会議や何かでいつも、私もいくつか審議会に出ますけれど、行政官を入れてはダメです。行政官は何かやったら絶対に無謬主義ですから。
専門意見というのが一番難しいのは、必ず最初は少数意見なんです。少数の意見から始まって検証を通じて多数を作るのが専門家の議論ですから。行政官を排除して先もかの会議をやらないといけない。
行政官に忖度すると、議事録のない専門家会議。これ専門家会議として意味がないです。
専門家というのはむしろ公開していただいて厳しい批判を受けないといけない。
少数意見で間違いがあるかもしれない。そこのリスクを取って挑戦していくということがないこと。若い人にそういうチャンスを与えていないことが、日本の科学技術の最大の失敗だと思います。」