（要約）
・国が医療機関に優先的に供給されるよう斡旋した消毒液、兵庫県内約60カ所の診療所が購入を拒否
・消毒液は安価な種類だと1L千円程度だが届いた製品は約4000円で手数料や送料も加算され代金引換の形で届く
・極めて高額なため商品を送りつける詐欺と誤解した診療所も
・厚労省によると全国各地の医療機関から同様の苦情や問い合わせがあるという
・厚労省「非常事態のため、製品の種類や価格など個別の要望に応えられず申し訳ない。ただ、キャンセルや返品は受け付けないと都道府県には通知しており、理解してほしい」
・県医師会の足立光平副会長「製品の内容を確認できず、国の計画そのものに無理があった。受け取り拒否も当然だ。（県にも）しかるべき対応をしてほしい」
神戸新聞NEXT｜総合｜国あっせんの高額消毒液 県内６０診療所が購入拒否
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202005/0013358458.shtml