京都府警巡査長を収賄容疑で再逮捕 逮捕予定日漏えい求められ200万円渡された疑い
京都府警は5日、容疑者に逮捕予定日を伝えたとして地方公務員法（守秘義務）違反容疑で逮捕した東山署の巡査長、池田大助容疑者（40）を収賄容疑で再逮捕。情報を受けたとされる会社社長、高橋俊行容疑者（49）を贈賄容疑で再逮捕した。
再逮捕容疑は今年3月末～4月初旬と4月30日ごろ、京都市内を走行中の乗用車内で、高橋容疑者が捜査情報の漏えいなど有利な取り計らいを受けるため、現金各100万円の計200万円を池田容疑者に渡した、としている。捜査関係者によると、高橋容疑者は自身が実質経営する会社の「顧問料だった」などと供述しているという。
池田容疑者は7月10日、監禁・強盗容疑で逮捕される予定であることを高橋容疑者に伝えたとされ、それぞれ地方公務員法（守秘義務）違反と同法違反（唆し行為）の罪で5日に起訴された。【福富智、小田中大】
https://mainichi.jp/articles/20191005/k00/00m/040/370000c
毎日新聞2019年10月5日 21時03分(最終更新 10月5日 22時28分)