水風呂、口止め…「しつけ」陰湿化　小さなＳＯＳ見つけて　一つのあざが救済糸口に

　福岡県筑紫野市で８歳の長女を水風呂に入れて殺害しようとしたとして、母親と内縁の夫が殺人未遂容疑で逮捕されて１週間が過ぎた。「うそをつかない」などと誓約書を書かせ、約束を破ると痕が残らない水風呂に入れ、他言しないよう口止めも－。自宅に閉じ込めて謝罪文を書かせた東京都目黒区の事件や、冷水シャワーを執拗（しつよう）に浴びせた千葉県野田市の事件とも重なる「しつけ」と称した虐待の陰湿化。外部から見えにくい虐待がさらに巧妙化し、早期発見をより難しくしている。

　「親に止められているから…」。１月２５日、小学校で体のあざについて聞かれた長女は口ごもった。同日に児童相談所に保護され、やっと虐待を告白した。「幼少の子にとって親の言葉は誰よりも重い。口止めされたら言えないだろう」。筑紫野署幹部は推し量る。

　捜査関係者によると、母親（２９）と八尋潤容疑者（２９）は「やくそくをわすれない」などの誓約書を複数回書かせて机の前に貼らせ、守らなかった数に応じて水風呂の入水時間を決めたという。

　昨年１２月２９日には両手両足を縛って浴槽いっぱいの水風呂に入れた。意識を失った長女に蘇生措置をしたり、救急車を呼んだりすることもなかった。八尋容疑者は水風呂を選んだ理由をこう供述している。

　「たたいてあざが残るといけないと思った」

https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/496376/

しつけとは身を美しくすると書いて躾
身を苛むのはしつけではない

身を美しくするというのは外見を取り繕うのではなく
所作や立ち居振る舞いや心がけを美しく保つこと
子供の躾ができない親はまず自分の躾から行うべし

その国字が作られたころの日本では子への虐待はもっとひどかった
虐待が身を美しくすると考えられていたからだ

戦前までの昔は体罰禁止だったとか
いいや親は子殺しをしてもオッケーだった

と自分に都合のいいことしか信じない国に生まれる子

屁理屈でドヤ顔するなら美しいという字が作られた頃のことも調べると良い

曽祖母からも祖父からも虐待が身を美しくするというしつけを受けて育った話は聞いたことがなかった
家柄によるのだろうか

叩いたり怒鳴ったり監禁したりという虐待の全くない家系で育ったなら稀有なことだ
誇るといい

いやふつうだろ

親父にも叩かれたことない子が普通になるほど日本は進展してるんだな
それはすごい
捨てたもんじゃないなこの国も

虐待とは無縁な人はそのままに
虐待を受けて育った人は懸命に生きて連鎖を断つために努力していきたいね
虐待は連鎖すると言われるからといって自分の子供に手をあげていい理由にはならない

俺の時代はみんな親に叩かれ怒鳴られて
泣きやまないときは泣きやむまで押し入れに監禁されて育った
泣くことで団子はもらえませんよ、と
そうすることが身を美しくすることだと考えられていた

体罰を害悪視する風潮はごくごく最近生じたものだ
だからこそそれは進歩的で尊い

その尊い環境で育ったなら
「人という漢字は人と人が支え合って～」と同レベルの
隙だらけの親父ギャグではなくて
虐待は身を美しくしないという考え方が
いかに世にまれな尊いものなのかというところに思いをはせてほしい

児童相談所はどこもやる気がないな
やっぱ煩い親の相手をするのがしんど過ぎるのかね
「子供は親のもの」という概念から崩していくしかなさそうだが子供が事件を起こすと親のせいになるこの国では難しそうだね

児相は予算がなくて人が足りなさ過ぎるんだよ

また戦中戦後の学校で体罰や怒鳴り散らすのが当たり前になったから、
それで育った者が親になり体罰（からの虐待）は普通と認識してしまった現状があるのかなとも思う

比及数歳，可省笞罰。(数歳になれば鞭で罰を与えてよい)
https://zh.wikisource.org/wiki/顏氏家訓/卷第1 教子第二

体罰は戦中ぽっと出の習慣ではない
太古の昔から延々と受け継がれてきた歴史だ

いや児童相談所に実際に関われば分かるけどやる気全然無いよ
よく言われる相談件数はあくまでコールセンターなどへの問い合わせ数であって各地域の児童相談所に持ち込まれる件数ではないし
ただやる気の無さは職員の人格が原因ではなくやはり権限の少なさにあると思うけど

あの千葉の事件じゃなくて福岡か