【北海道】競走馬調教に欠かせぬインド人

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2018/12/17(月) 22:20:22.60 ID:hXMKrgp6

国内有数の馬産地・日高管内浦河町でインド人が急増している。競走馬を調教する騎乗員として100人以上が町内の牧場で働き、今や欠かせない戦力だ。改正入管難民法の来年4月施行を前に、各地の自治体や職場で外国人の受け入れ態勢が課題となる中、人口1万2千人余りの浦河町では、インド人労働者のための生活環境整備が待ったなしだ。

11月上旬の朝、町郊外にある日高育成総合施設の軽種馬育成調教場。屋内坂路で訓練する1歳馬の一団が駆け抜けた。手綱を握るのは町内大手の育成牧場「吉沢ステーブル」の黄色いジャンパーを着た十数人。ほぼ全員がインド人だ。

同牧場は2015年、浦河町内の牧場で初めてインド人男性を複数人採用した。その後も騎手や厩務(きゅうむ)員の経験者らを雇い入れ、現在は浦河で働く従業員の3分の1に当たる20人に上る。

騎乗員は専門性の高い肉体労働で、日本人のなり手不足が深刻な課題だ。場長の広島剛さん(47)は「日本人の若手を騎乗員に育てるには5年かかる。インド人は即戦力で大切なパートナー」と話す。

■盛んな競馬、確かな腕

かつて英国の植民地だったインドは競馬が盛んで、インド人男性らは母国やアラブ首長国連邦で調教師をしていた。腕は確かで働きぶりも真面目。浦河では15年ほど前から外国人騎乗員が働き始め、当初はフィリピンやマレーシアの出身者が多かったが、15年以降は急速にインド人の評判が広まった。

今年10月末現在、町の外国人登録者198人のうちインド人は最多の114人を占める。町内で競走馬育成を手がける牧場約30カ所の9割で、20~40代のインド人が活躍している。

インドの競馬関係者にとっても、給料が母国の3倍近い浦河での就労は魅力的に映るようだ。改正入管法で議論された単純労働分野の14業種と異なり、熟練度の高い「技能」の在留資格を取得。1~3年の在留資格者が大半で、単身で働いて帰国する。「給料をためて母国で家を建てる」など日本永住を望まない人が多く、町は「改正入管法の影響はあまり受けないだろう」(町民課)とみる。

ただ、浦河以外の日高管内4町では10月末現在、計95人のインド人が外国人登録している。浦河職安管内で牧場従業員を含む「養畜作業員」の10月の有効求人倍率は11・39倍。優秀な外国人の争奪戦になる可能性もあり、生活面の支援がますます重要になっている。

続きはソースで

競走馬調教 欠かせぬインド人 浦河で急増、100人超す 地元は生活支援模索:どうしん電子版(北海道新聞)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/258628


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