給食のふりかけに異物、体調不良の児童ら続々
福島市の北部学校給食センターが提供したふりかけに異物が混入していた問題で、新たに小中学生４人が体調不良を訴えたことが１４日、わかった。
福島市教委によると、市内の中学生１人と小学生３人が腹痛やじんましんなどを訴えた。このうち２人が医療機関を受診したが、命に別条はないという。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181015-OYT1T50013.html
2018年10月15日 09時16分 読売新聞
チェルノブイリ原発周辺住民の急性放射線障害に関する記録
ウラジーミル・ルパンディン
ロシア科学アカデミー・社会学研究所（ロシア）
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lupan-j.html
（抜粋）
野戦病院へ送られてきた理由の記述とともに，患者の自覚症状についての記述も注目される．頭痛，急な衰弱，吐き気をともなう複合症状がもっとも多く，全体の患者の30％以上に達している．これは，自律神経失調症と呼ばれる症状である．つぎに多い複合症状は，おう吐，腹痛，めまい，食欲不振，心臓部の痛み，口内の乾きや苦みといった症状で，10%程度である．さらに，神経・循環系失調（自律神経失調＋心臓部の痛み）といった症状が認められる（13％）．
（略）
急性放射線症
１．クリチェンコ，ニコライ・アレクセイビッチ（仮名）20歳男性，ボルシチェフカ村より．
病院へ入院時期：５月１日午前２時．入院のときの訴え：何度も繰り返される嘔吐，全身衰弱，胃痛（上腹部，左側），頭痛，口渇．
経過：日光浴と魚釣りをするためボルシチェフカ村の親類宅にやってきた．４月26日27日の両日をプリピャチ河畔で過ごした．４月28日に嘔吐が生じ（１昼夜に６度），吐き気，胃痛，高熱（39度）．便秘が認められた．４月30日医師の指示で解毒剤を服用．
（以下略）