日経平均続落、下げ幅一時300円超える 円は上昇
トルコリラ急落で
13日の東京株式市場で日経平均株価は４日続落。下げ幅は一時前営業日比で300円を超え、約１カ月ぶりに２万2000円を割り込んだ。
トルコリラの急落を受けて、同国向けの債権を多く保有する欧州の金融機関の経営に悪影響があるとの懸念が拡大。
投資家の弱気姿勢が広がり、日本株にも売りが続いた。米中の貿易摩擦の影響を懸念する声も根強い。
外国為替市場で円は上昇した。一時１ドル＝110円台前半と６月末以来約１カ月半ぶりの円高・ドル安水準を付けた。
トルコで対米関係の悪化や中央銀行の独立性への懸念を背景に、通貨リラの売りに拍車がかかっている。
投資家がリスクを回避する動きから円買い・ドル売りにつながった。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34088940T10C18A8MM0000/
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL13HQZ_T10C18A8000000/