連日の厳しい暑さに欠かせないクーラー。
しかし、気温だけでなく、「8月の値上げ」が、財布を直撃していた。
原油価格の高騰などを受け、電力大手10社全てが、8月の電気料金の値上げを決定。
標準家庭の月額料金は、7月より、13円から37円アップすることに。
街では、「家の中は、クーラーと扇風機。夜もつけたまま。電気代が上がると、ちょっと負担が大きい」との声が聞かれた。
またガス料金も、都市ガス大手4社で、全て値上げとなった。
一方、8月の値上げは、夏休みのドライブにも影響する可能性が。
シンエネ八幡山SS・佐藤 大所長は、「レギュラーガソリンが、去年(2017年)の7月から比べると、約20円ぐらい値上がりしてます」と話した。
レギュラーガソリンの店頭価格の全国平均は、10週連続で、1リットル = 150円台の水準に高止まり。
これは、アメリカが、イラン産原油の輸入停止を各国に求めていることによる供給不安などが要因。
街の人は「すごく高くて、ビックリしました」、「買い物には、車ではなく、バスで行く」などと話していた。
さらに、影響は海外旅行にも。
国際線の燃油サーチャージが、1日の発券分から値上がりした。
日本航空と全日空は、日本と北米、ヨーロッパなどを結ぶ便で、片道あたり1万500円の料金を、1万4,000円に。
ハワイ便でも、6,000円を8,500円に変更した。
街の人は「今ちょうど旅行見てて、どうしようか悩んでました」、「これからボストンに戻る予定なので、効いてきますね、家計に」などと話した。
値上げラッシュとなった8月。
家庭にとっても、厳しい夏となった。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180801-00397754-fnn-bus_all