【エコ】二酸化炭素を吸収して資源とするシステム、商用一号機がスイスで稼働する【燃料はゴミ処理排熱】 ID:nY5IK5QH

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2017/06/08(木) 14:11:27.75 ID:nY5IK5QH

パリ協定で削減を目指すことが約束された空気中の二酸化炭素が「販売できる資源」となりました。詳細は以下から。

現生人類の喫緊の課題である地球温暖化対策。シリアとニカラグア、アメリカ合衆国を除く地球上の全ての国々がパリ協定の下で一致団結して対策に当たっていくことになりますが、その中でも温室効果ガスとして大きな位置を占めるのが二酸化炭素です。

各国は二酸化炭素の排出量を抑えようとこれまで以上に策を練っていくことになりますが、そんな中で排出量抑制ではなく、空気中の二酸化炭素を直接吸収してしまえばいいじゃないかと考える人々がいました。

BUZZAP!では一昨年にもこのシステムのコンセプトについて報じましたが、この際のカナダのCarbon Engineering社ではなく、別の会社がスイスで商用の第一号機を稼働させました。

このシステムDirect Air Capture(DAC)は空気を吸い込んで空気中の二酸化炭素を100度近くまで熱した独自のアミン加工された多孔質グラファイト製フィルターで吸着させ、脱離させてタンクへと隔離します。二酸化炭素がなくなった空気はそのまま大気中へと排出されます。このフィルターは数千回も繰り返して使用することができるとのこと。

このシステムに必要な水は二酸化炭素を処理する際に空気から水分も吸着させるため、それを用いる事から大量の水源などは必要としません。また、今回の第一号機はゴミ処理場の屋上に設置されており、このゴミ処理の際の廃熱を用いてフィルターを熱しています。

気になる二酸化炭素の吸収量は、天気や空気の組成によって若干の変動はあるとしながらも2460kgとのこと。これは年間では900トンにも及び、工業製品として出荷できる量に達しました。

全文はソースで

「空気中の二酸化炭素を直接吸収して資源として販売できるシステム」の商用第一号機がスイスで稼働 | BUZZAP!(バザップ!)
http://buzzap.jp/news/20170607-direct-air-capture/


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