スマホ普及で“PC使えない”学生増加 各メーカー若者向けで巻き返し 底打ち市場盛り上げ
新学期に向け、若年層向けのパソコン(PC)商戦が活況を呈している。スマートフォンの普及などでPCを使いこなせない若者が多いことを踏まえ、現役大学生の要望をデザインなどに反映させるほか、軽量化や長時間駆動を実現し、堅牢(けんろう)性なども高めた。PC市場の縮小傾向が続くなか、各メーカーは若年層をターゲットにした商品で巻き返しを図る。
NECパーソナルコンピュータが昨年末に大学生約800人を対象に行った調査では、7割以上がPCをうまく使いこなせているか自信がないと回答している。
学生時代にスマホに慣れ親しむあまり、マウスの使い方がわからず、指で画面をタッチすればPCを操作できると思い込む新入社員もいるという。
国内のPC市場は底打ち気配とはいえ、縮小傾向が続いている。
NECパーソナルコンピュータの留目真伸社長は若年層向けの新商品の投入は「PC市場を再び盛り上げる機会になる」と期待を寄せている。
全文はこちら https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170324-00000008-fsi-bus_all