【発電】CO2と空気から電力を生み出すフローセル技術が発表【従来比200倍】 ID:xjaTNs2s

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2017/02/15(水) 05:45:56.67 ID:xjaTNs2s

ペンシルベニア州立大学の研究者が、CO2と空気から電力を生み出すバッテリー「pH勾配フローセル」を開発しました。基本的には、バナジウム溶液を使う一般的なフローセル(レドックス・フロー電池)と同じ仕組みですが、この電池の場合は、工場などで大量に排出されるCO2を溶液化して使うのが大きな特徴です。

CO2からエネルギーを生み出せる

フローセルは、薄い隔膜で仕切った容器を陰極と陽極で挟み込み、そこにpHの異なる2種類の溶液を満たすことで、隔膜を通過するイオンが発生して電力を得ます。

今回の「pH勾配フローセル」では、陰極側に工場などで排出される高濃度のCO2を溶かし込んだ溶液(低pH)を、陽極側には空気をくぐらせて得た高pH溶液を使い、それぞれポンプを使って循環させます。すると溶液内のイオンが隔膜を通過して移動し、電極間に電圧を生じさせる仕組みです。

通常のフローセルであれば隔膜を通過するイオンがなくなれば、充電操作や溶液を入れ替える必要が発生します。しかし、このCO2を使う方式の場合は、双方のタンクにCO2とエアーを通過させてpHを維持することで常に電力を生み出せる状態に保たれるようになっています。

(中略)

どちらかと言えばエコ

ちなみに今回発表されたpH勾配フローセルは、CO2を再利用するものの排出CO2がなくなるわけでもありません。ただ、そのままだと放出するだけのCO2からさらにエネルギーを取り出せるという点では「どちらかと言えばエコ」な技術と言えそうです。

蛇足。フローセルの仕組みを使ったバッテリーには、すでにリチウムイオン電池を超える性能をうたうものも出てきています。たとえば独nanoFlowcell社は高濃度イオン溶液を用いた電気自動車用フローセルを2014年に発表しており、スポーツカーやSUVタイプのプロトタイプカーを制作して航続距離約600km以上という性能をアピールしています。

全文はソースで

CO2と空気から電力を生み出すフローセル技術が発表。従来比200倍の性能?発電所などで大規模化も - Engadget 日本版
http://japanese.engadget.com/2017/02/13/co2-200/


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