ハッチョウトンボ:飛び交う「赤い妖精」 宮崎で確認
2015年05月27日
宮崎県都城市関之尾町の湿地で、国内最小種とされる県指定の絶滅危惧種、ハッチョウトンボが飛び交ってい る。
体長２センチほどの愛らしい姿で、雄は全身がほぼ赤く「赤い妖精」とも呼ばれている。
生息を確認したのは 三股町蓼池の元教諭、 西紘平さん（７１）。
日本植物分類学会員で都城盆地の山野での植生調査をライフワークとしている。
湿地では雌雄が草の葉で羽を広げて休んだり、４、５匹が群れて飛び交った り。
現在は畑地となった同市高城町の湿地で、約２０年前に見て以来という西さ んは「見つけた時は感無量で、胸が躍る気持ちだった」と話す。
宮崎県内では高鍋町の高鍋湿原などが生息地として知られる。
県によると、休耕田、湿地埋め立てなどの影響で個体数は減っているという。【重春次男】
http://mainichi.jp/select/news/20150528k0000m040010000c.html
ちっさい
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/other/zoo/haccyoutonbo/haccyoutonbo01.jpg
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