地方公務員の共済年金を運用している地方公務員共済組合連合会の板倉敏和理事長はインタビューに応じ、
日経平均株価が一時２万円に達した日本の株式相場について、「まだバブルの水準だとは思っていない」との見解を示した。
地共連は年金積立金管理運用独立行政法人（ＧＰＩＦ）に次ぐ規模の約４０兆円（２０１４年３月末時点）の運用資産を保有している。
金融市場では日銀やＧＰＩＦ、共済年金などが株式を買い支えているとして、「官製相場」との批判もある。
板倉理事長はこれに対し、「無理やり値をつり上げているという批判は当たらない。実力に見合った相場にようやくなってきた」と反論。
「企業が決算でいい数字を出していけば、さらに株価が上がっていく可能性はある」との見方を示した。
地共連が３月に公表した株式投資の拡大を柱とする基本ポートフォリオ（資産構成）の見直しについては、
「将来の年金給付を確実にするためには、それだけの運用利回りを上げないといけない」と説明。
その上で、「われわれが投資行動を通じて、日本経済にプラスの影響を与えることができれば非常にいいことだ」と述べ、
「一律に投資するのではなく、がんばっている会社、将来有望な会社に投資をする」と語った。（2015/05/11-16:15）
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201505/2015051100545&g=eco
な？言ったろ？まだ上がるから買っとけよ