2xxx年、少子化により世界の98%の田舎は放棄され人々は大都市に集まった
科学技術の発展に伴い生活保障が完成して、最低限必要な家、食事、医療、インターネットと電子機器はすべて無料になった
国民の20%は働かずに生活保障のみで暮らし、78%は趣味などのために働き、2%は世界の資産の99.8%を独占していた
十分な生活保障のため、貧富の差が大きいにも関わらず、国民の不満は少なかった
しかし、ほとんどの人間が子供を持つことをやめ、出生率は半分以下まで低下した
人口が減るに連れ、多くの都市が放棄され、日本では東京が唯一の人が住む都市となった
これを受けて、すべての子供は国に回収され、施設で育てられることが義務化された
そして80年後、日本の人口は爆発的に増え、一億人を超えた
既に親子という文化は完全になくなっていた
同じ施設で育った中田翔(12才男)と前原麦(12才女)は子供を作ったが、どうしても二人で子供を育てたいと考える
これは、翔の得意体質により、翔によって妊娠させられた女性が強い母性本能を取り戻すからであった
翔と麦は、子供を回収しに来る政府の組織、マン・コレクターから逃げながら、多くの女性を孕ませて仲間にしていった
放棄されたままの無人島、四国に理想郷を作るため、翔一行は味方の女性を増やすために進んでいく