温泉入ってきた話する ID:QktJrHe5

1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 21:08:11.74 ID:QktJrHe5

三連休の最終日に疲れを取ろうと思って温泉に行くことにした。
ふと外見ると雪降ってたからちょっとテンション上がってチャリンコで行くことにした。
一時間くらい漕げばつくところで、寒かったからニット帽と手袋をして乾燥しちゃうからjハンドクリームをもっていざ出発した。

4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 21:17:04.85 ID:QktJrHe5

山の中腹にある温泉だから駅の高架橋を使うと近道なんだけど着けてたニット帽がオシャレなもんだから
俺がこんなのつけて人の多い駅なんかいったら笑われるんじゃないかと思って遠回りしていくことにした。
途中、雪の中女子高生がジョギングしてるの見て可愛いとか、青春っぽいなあと思ったと同時に俺は一人で何してるんだと嫌悪感を感じてた。

6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 21:29:11.71 ID:QktJrHe5

運動公園前のコンビニで金を下ろそうと思ったら高校生がたむろってたから絡まれないか心配だったけど杞憂だった。
田舎なので山の入り口まで来ると車も人もいないから大丈夫だろうとおもって音楽を流した。ウィッチクラフトワークス
のOPに似てるなぁとか、ポプテピピックはOPはいいなぁとか、俺も翼がなくても行きたいところまでいけるんだろうかとか
考えながら30分ほど登り続けた。雪は止んでて風呂まで持つと思ってたのにと内心落ち込んでたがどうでもよくなるくらい
坂がきつかった。

9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 21:42:35.30 ID:QktJrHe5

どうにか温泉までついて広い駐輪場に一台だけ残して入り口まで歩いた。もう2月だっていうのにイルミネーションしてた、
きれいに木に飾られた電飾とか電車をみて、本当に俺を出迎えてくれてるんじゃないかと子供のようなことを考えてた。
そこはホテルも併設してて温泉は4階だったんだけど、相変わらずテンションは高いままだったからガクガクの足をしょって
エレベーターを使わずに階段で行くことにした。3階まで登った時に3階の扉が開いた状態で温泉こちらって書いてあったから
ん?って思ったけど理解してこれ俺の好きな意味が分かると怖い話に使えるんじゃないかと思った。
500円払って脱衣所まで入っていよいよってところでテンション高くなりすぎて笑みがおこぼれたけど周りから見たらキモイ
悪いんじゃないかと思ってポーカーフェイスで通したけど、気にするほど人もいなかった。

12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 21:56:43.20 ID:QktJrHe5

入ってからが問題だった。俺は最初に身体はしっかり洗ってから浴槽につかるタイプだったので爺さん二人と俺の三人
しかいないガバガバの洗い場で頭洗ってたら女の子の声が聞こえてきた。前にねっぷで幼女連れてくるのありえんとか
言ってる人いたけどまだ結構いるよなぁと思ってたらいつの間にか俺一人になってた。
すると突然髪が肩まである双子幼女とお父さんが洗い場に来た。まあそういうこともあるよななんて思いながらチラチラ
見てたんだけど別にどうということなく身体洗ってた。そしたら鏡越しに幼女二人がこっちに向かってくるのが見えてたので、
面倒くさいことになるんじゃないかと思って下向いてたらどうも違う、俺の後ろに座ったんだ。えっ?と思って横見つつ後ろ
確認したらさっきの幼女じゃない別の双子幼女がお父さんと洗い場に来てた。

15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 22:07:10.59 ID:QktJrHe5

ここは家族風呂だったか?いやお母さんがいないんだそんなわけない、そもそもここ男湯だよな?
何がお起こってるんだとプチパニックになってた。少し落ち着いて観察してみると、なるほど、確かに横にいる幼女より
後ろの子らの方が年が上だ。髪もさらに長いしそして可愛い。偶然に偶然だろうと冷静に分析
しているのをよそに俺の体は確実に反応してた。プチパニックからのつり橋効果なのかもしれないが、
さっきまで1:1の男女比だったのに、今では3:4、男湯なのに女のほうが多いこんなことがあっていいのかと
思うと少し痺れるような感覚になった。ここでそんなことになったら確実に左後にいる二人にボコられるに決まってる
と急いで身体を流して露天風呂に向かった。

18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 22:15:44.00 ID:QktJrHe5

露天風呂に行ってもやはり俺だけだったのでなんて贅沢なんだと湯船に向かった。でもやっぱり、雪は降ってて
欲しかったなとただ冷たいタイルに足を冷やしつつ酸素泉とやら浸かった。確か温度は38℃くらいでいつもの俺なら
熱いと感じるだろうが外が外だったので肩までつかることにした。でもやっぱりすぐに火照ってきたので階段に高さチェンジ
して少し外気に当てることにした。それでも熱いと感じる8月とは違い、冷まされた分、下半身が温まる2月に感謝と
驚きと、これが永久機関かなんてわけのわからないことを考えてたら、あの幼女たちが入ってきた。

22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 22:26:24.50 ID:QktJrHe5

すっかりそのモードは冷めてスキーアスロン見てたのにバシャバシャと音を立てて入ってくるからうおぉぉぉい!親父ぃぃ!!
と叫びたくなったけどグッとこらえてすぐ出ようと思った。でもすぐ出ても逆に怪しまれそうだし、なにより入ってきた幼女が
俺の座っている真横から入ってすぐ横に座るから完全に出るタイミングを失った。組んでいた足も他人より足を上げては
失礼だろうと思い戻したけど奴が反応しては元も子のないので幼女たちに足裏が見えないよう組み替えるだけにした。
もう緊張でよく見てないのでどっちの双子幼女だったかは覚えてないが、やっぱり幼女は幼女。ある程度たつと水が排出
所に行って遊びだしたので今しかないと音をたてないようにそっと出た。

25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 22:39:10.12 ID:QktJrHe5

行き場をなくした俺jは中の大浴場に行って幼女sがタイミングでまた露天風呂に行った。俺はそのくらい露天が好きなのだ。
しばらくまた浸かってたけど違うところも浸かろうと同じく露天にある壺湯に行った。その時ガラス越しに中をのぞくと小さいほうの
幼女sが父さんと一緒に脱衣所に向かっているのが見えたので、一難去ったかと内心複雑な感情が支配していた。
そんなことも忘れて温度の高い41、2℃の壺湯に腰かけて座っていると目の前を中学生になるかならないかの男の子
が歩いていた。寒いのによく外歩けるなあと自分もしていただろうがと突っ込みを入れニヤニヤしてると、その男の後ろを
トコトコと何かが歩いている、その瞬間悟ったよ、今日はなんて日なんだと。音を立てずに壺湯に肩までつかったよ。
そう今までの二組とは違う別の幼女二人が兄の後ろを歩いてたんだ。

29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 22:54:11.87 ID:QktJrHe5

〉〉25
幼女sがタイミングのところ、「出た」が抜けてるな

しかもその男の子が壺湯に入るから二人の幼女も入ろうとしたんだけど狭くて二人しか入れなかったんだ。壺は全部で
三つだったから俺がどくべきか心と下にいる奴と相談していると一番奥に座っている爺さんが三人組に話しかけた。
なんだ俺はダサい男だなぁと紳士に対応できなかった自分を恥じていたが、そんなことは爺さんと男の子の会話ですぐに
どうでもよくなった。お前、そいつのじいちゃんかよ。孫連れてルンルンのじいちゃんかよ、なるほど男の子が真っすぐに
壺湯に向かったのも納得だった。爺さんが出たタイミングで腰を掛けることができない俺もすぐに目の前にある露天の大浴場に向かった。

32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 23:03:52.46 ID:QktJrHe5

幼女と男の子が石の上に寝そべる寝風呂?から去ったあと俺もそこに行った。幼女のかほり・・・なんて微塵も感じず
純粋にそこに寝そべった。上を見るとシートのせいで空が見えなかったので残念だったが、やはりこの石は何とも言えない
気持ちよさがある。石を手や足でにぎにぎしたり俺がヒーローになる妄想をしてゆったりとしているとさっきの男の子と幼女が来た。
案外この石が気に入ったのかな?なんてフフッって笑ってたらこれまた四つしかないうちのふ三つが埋まってたもんだから
今度は俺もヒーローになるかなんて思いながらそこをどいた。すぐに幼女が俺が寝てたところに行っててなんか嬉しかった。

34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 23:23:54.30 ID:QktJrHe5

ジェットバスはなんでこんなに強いんだろう。体中をヒリヒリさせ、肩をかきながらまた壺湯に向かった。浴槽に入ってから
1時間ほど経過していたが今日はとても時間の進みが早く感じた。それでまた腰かけてたら何かが視界に入ってきた。
あ、雪だ。止んでた雪がまた降り始めたんだ。やったーって喜んでいるとどんどん雪の勢いが増してきて、でも吹雪というよりは
しんしんと降る感じでとっても幻想的だったと思う。温かい湯気にあたってすぐに溶けるんだけど、絶え間ない雪と湯気は
俺の疲れた気持ちを癒やすのに十分すぎた。たまにひんやりと顔や鼻に当たる雪が気持ちよくて口を開けて食べたりしてた。
そんなことしてたら前にある浴槽にお父さんと小さい男の子が入ってることに気づいた。仲よく遊んでる姿が微笑ましくて、
お父さんの頭にほのかにたまる雪が父親にしかない優しい道化感を醸していて、涙が出そうになった。その間にひとりの幼女が
目の前を通り過ぎていたような気がしたけど、幼女のインフレと目の前にある景色にどうでもよくなってた。

37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 23:34:56.60 ID:QktJrHe5

別ルート作ってるの一人かと思ってたけどなんでお前ら2レスだけして帰っていくんだよ。

壺湯で熱くなりすぎた身体を覚まそうと近くのマットに寝そべっててふと気づいた。今日は入ってくる人どいつもこいつも家族だらけだ。
だらけというほどいないが。ちょっと考えたけどそりゃそうだ、今日は三連休の最後、家族と一緒に来て何も問題ない。
時間的にも夕飯を食べてそれから来たんだろう。そう思うとさっきの双子幼女二つの家族も三世代家族も父子の家族も
なんだかとても温かいものに思えて、体が外気でどんどんと冷えていくのにあったかいもので満たされているような気がした。
それで俺はさっき聞いていたCCさくらのOPのとうめいなものの意味がなんとなく分かった気がした。
とはいえ冷め過ぎた体を温めるためサウナに向かう。中には数人いて俺は一番奥に座った。スキーアスロンは終わって
今はフリースタイルというのをやっていた。中にいた二人の仲のよさそうな男の子が熱心に見ていた。
俺は近くにあった砂時計をひっくり返して妄想にふけっていたが最後1分ほどは完全に砂時計とのにらめっこに代わっていた。

41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2018/02/12(月) 23:51:42.68 ID:QktJrHe5

水風呂の温度は一年中一緒なのだろうかとおもいつつ18℃と表示された水をかぶる。冷たかったがやはりこれを
しなければサウナに入ったとは言えない。そして完全にお気に入りになった壺湯に向かう。時間もだいぶたち、
幼女も家族も減り気づけばおっさんやお兄さんたちになっていた。みんな疲れた体を癒やしに来たのだろう。
露天の大浴場ではそうしたおっさんたちが何を考えるわけでもなくみんながみんなフリースタイルを見ていた。
俺はそんなみんなを見てなんだか人数の多すぎる兄弟が一つの部屋でテレビを見ているみたいだなんて、
だれも考えていないようなことを一人考えていた。それからしばらくマット横のベンチに座っていたんだけど
俺も仲間に混ざりたくなってテレビの一番前にいって邪魔にならないよう一緒に見た。別に歓声が上がるわけでも
誰かが小言をいうわけでもないが、なんとなくの一体感に包まれていたと思う。前過ぎて首が痛くなってきた俺は
そろそろ出るかと中の大浴場に向かった。やっぱり一番最後はこれで締めるべきだ。
ゆっくりと湯船に浸かり何も考えず首の根元までつけて浸かる。温かさに身を委ねつつ、お湯が出る熱い場所に足を延ばす。
ふくらはぎが温もり身体全体がほんわかする。疲れは完全にとれた。楽しかった。やはり温泉はいい。
そうして俺は身体を流し持ってきたナイロンのタオルで身体を拭こうと思った。その時になってようやく、じいさんや
ほかの客が家ではナイロン製の垢とりみたいなのでごしごししているのに、温泉では綿製のタオルを持ってきている理由
が分かった。これじゃ体は拭けない。最近ナイロン製のタオルに変えた俺は綿製の良さを改めて理解しつつ、次からは
持ってこようと拭けないタオルで頑張って身体を拭き、脱衣所には身体を拭いての看板を横目にドアを開けた。


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