モネのマネ【印象派総合スレ】 #509

509名無しさん@Next2ch:2016/07/24(日) 11:18:42.58 ID:???

http://cassatt2016.jp/highlight.html
名作紹介1
カサットの傑作、日本初公開!

《桟敷席にて》
《桟敷席にて》
1878年 油彩、カンヴァス ボストン美術館蔵
The Hayden Collection—Charles Henry Hayden Fund, 10.35.
Photography © 2015 Museum of Fine Arts, Boston
劇場は、ドガやルノワールら印象派の画家たちが好んだ題材のひとつ。カサットも1878年から1880年頃にかけて華やかな劇場の桟敷席を描きました。

劇場の桟敷席
19世紀後半のパリで、オペラや演劇の鑑賞は、ブルジョワジーの新しい娯楽でした。華やかな劇場は彼らの社交場で、紳士たちにとっては桟敷席にお目当ての女性を見つけることも楽しみのひとつでした。

黒いドレス
女性たちは、男性から見られることを意識して、夜の観劇には大胆に肌を出した華やかなドレスを着用しました。この絵の女性が着ているのは昼間用の外出着。女性は男性の目を気にせず芝居を楽しむために、マチネ(昼興行)に来たのでしょうか。当時流行の黒いドレスが、女性の知的な横顔を引き立てています。

交錯する視線
オペラグラスで一心に舞台を見つめる女性。向こうの客席から身をのりだすようにこちらを見ている男性。そして、その場面を眺める私たちの視線。三つの視線が交錯するスリリングな画面構成のなかで、男性に見られる存在である女性が、見る主体として堂々と描かれており、カサットの革新的な女性像の表現への意欲がうかがえます。


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